急に腰が「ギクッ」と痛んだとき、まず知っておきたいこと

重い荷物を持ち上げた瞬間、朝洗面台で顔を洗おうと前かがみになった瞬間——いわゆる「ぎっくり腰」は、特別な動作をしていなくても、日常のふとした場面で起こります。強い痛みに驚いてしまう方も多いですが、まず落ち着いて対応することが大切です。

腰まわりに鍼施術を行っている様子

ぎっくり腰とは

ぎっくり腰は正式な病名ではなく、腰に急激な痛みが走る状態の通称です。医学的には急性腰痛症と呼ばれ、背中の筋肉や関節、椎間板まわりの組織に急に負担がかかることで炎症が起こると考えられています。多くの場合、単発の動作がきっかけになりますが、実際にはその前から日常の疲労や姿勢の崩れが積み重なっていて、最後の一押しとして痛みが出るケースも少なくありません。

痛みが出た直後の過ごし方

強い痛みがある間は、無理に動かそうとせず、楽な姿勢で安静にすることが基本です。横向きで膝を軽く曲げると、腰への負担が少なく楽な姿勢になりやすいといわれています。以前は「冷やす」「温める」のどちらが良いか諸説ありましたが、熱感や腫れが強い急性期は冷やす、痛みが落ち着いてきたら温めるという使い分けが一般的な目安です。ただし、痛みで動けない、足にしびれが広がる、排尿・排便に影響が出るといった場合は、自己判断せず速やかに医療機関を受診してください。

繰り返さないために

ぎっくり腰は一度経験すると繰り返しやすいともいわれています。これは、痛みをかばう動きのクセが残ったり、そもそも腰に負担がかかりやすい姿勢や体の使い方が変わっていなかったりすることが背景にあります。痛みが落ち着いた後に、なぜ腰に負担が集中したのかを確認しておくことが、再発予防の視点として大切です。

当院でのアプローチ

当院では、痛みが落ち着いてきた段階で、腰そのものだけでなく、股関節や背骨の動き、日常の姿勢のクセまで含めて状態を確認します。そのうえで、骨格の調整や鍼施術、ストレッチを組み合わせ、負担のかかりにくい体の使い方を一緒に見直していきます。

こんな方はご相談ください

ぎっくり腰を繰り返している方、痛みが落ち着いた後も腰の重さや違和感が抜けない方は、再発予防も兼ねて一度体の状態を確認してみることをおすすめします。柔道整復師の国家資格を持つ院長が、お一人おひとりに合わせて施術をご提案します。

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